プラザのミッション(使命)

市民のつながりと協働による多様なボランティア・市民活動の創造を推進します。
ある特定の人の活動ではなく、住民と住民、行政、企業等との建設的な協働により、 多くの人々が「つながり」をもち、ボランティア・市民活動に参画できる基盤整備を進めます。
テーマ型組織(新たな福祉課題に果敢に取り組む組織)と地域型組織(自治会、地縁団体、まちづくり協議会等)の両者の橋わたしの役割を担い、特性を十分に認識した上で「誰もが安心してしあわせに暮らすことができる福祉のまちづくり」にむけての連携を促進・支援します。
要援護者に対し具体的な支援に大きな成果をあげてきているNPO法人を含むテーマ型組織と自治会内を中心に見守り活動や日常生活支援活動、 ふれあいサロン活動を通じて地域住民で個別相談、支援を担う力をもつ地域型組織は、 アプローチの方法は異なりながらも「誰もが安心してしあわせに暮らすことができる福祉のまちづくり」を共通の目標として見出しているように思われます。

多様な組織と接点をもつ社会福祉協議会として地域全体を配慮しながらテーマ型組織と地域型組織、 専門組織等とをつなぎ協働の機会を創り出すこと、新たな組織が地域に認知され、 信頼を得られるよう支援することを積極的に担っていきます。

ボランタリー活動の定義 ~「公益を目指す自発的な非営利活動」~

ボランタリー活動:最も広い「公益を目指す自発的な非営利活動」の概念

「ボランタリー活動」に近い概念として「ボランティア活動」、「市民活動」、「NPO」、「地域活動」などの言葉があります。しかし、これらは互いに包含できない使われ方をすることがあります。
例えば「ボランティア」ということばは「無償性」や「利他性」を伴って使われてきたため、有償非営利活動やセルフヘルプ活動(当事者自身の活動)を含まないととらえられることがあります。

三木市社会福祉協議会では、共に暮らしやまちをよりよくすることを目的とした住民・市民による共助活動、非営利活動全てを含む「公益を目指す自発的な非営利活動」の総称として、「ボランタリー活動」を使用し、推進の対象としていきます。

このようなボランタリー活動を推進する意義として、下記のことがあげられます。

ボランタリー活動推進の意義(ボランタリー活動の価値)

  1. 人々の自己実現・生きがいの創出につながる
  2. 人と人とのつながりを深め、地域社会のきずなを強化する
  3. 人々の共感力を高め、一人ひとりの尊厳を大切にする心を育てる
  4. 新たな社会的価値を創出し、誰もが誇りをもてる地域社会をつくる
  5. 人々に実際の体験にもとづく学習の機会を提供し、人々の問題解決力を高める
  6. 自律・自治の気風を高め、持続可能な地域社会をつくる

「ボランタリー活動の定義」は、社会福祉法人兵庫県社会福祉協議会 ひょうごボランタリープラザ発行の「市町域でのボランタリー活動推進に向けて」を参考